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コラム

2026.03.04

建設会社のための動画編集ソフト徹底比較|もう選び方で迷わない!

動画なんて「どうせプロじゃないと作れない」と思っていませんか?

会社の採用動画を作りたい、現場の様子をSNSで発信したい——。

そう思いながらも「どのソフトを使えばいい?」「難しそう」と、一歩を踏み出せないままにしていませんか?

2026年現在、AIの進化によって「動画編集=時間がかかる難しい作業」という常識は崩れました。
現場の重機の音をボタン一つで消したり、インタビュー映像のテロップを自動生成したりする時代です。

動画編集は今や「技術」ではなく、「どのツールを選ぶか」で決まります。

「無料でまず試したい初心者」から「プロ品質で内製化したい企業担当者」まで、目的とPC環境にぴったり合うソフトを6つ紹介します。

読み終わる頃には「まずこれを使って1本作ってみよう」と迷わず動けるはずです。

主要6ソフト 一目でわかる比較表

まず「難易度」と「おすすめの人」を確認してみてください。

ソフト名料金の目安対応OS難易度こんな人におすすめ
CapCut無料〜月約3,000円Win / Mac / スマホ★☆☆スマホ感覚でSNS・採用動画をサクッと作りたい人
iMovie完全無料Mac / iPhone 限定★☆☆Macを持っていて、まず試したい初心者
Clipchamp完全無料Windows 標準搭載★☆☆Windowsで今すぐ始めたい人
Filmora月約1,600円〜 / 買い切り約17,000円〜Win / Mac★★☆テンプレートでそれっぽく仕上げたい中級者
DaVinci Resolve無料 / Studio版 買い切り約49,980円Win / Mac / Linux★★☆コストを抑えてプロ映像クオリティを本気で目指す人
Adobe Premiere Pro月額3,280円〜(年間プラン)Win / Mac★★★本格的な映像制作環境を作りたい人・Adobe製品と連携したい人

※ 料金はすべて2026年3月2日時点。最新情報は各公式サイトをご確認ください。

ちなみに私はCapCut無料版(キャップカット)DaVinci Resolve無料版(ダヴィンチリゾルブ)を使っています。
私は建設現場の現場監督時代から、現場の紹介動画など、ちょっとした編集に使ってました。
動画編集の専門知識があったわけではありませんが、触っているうちにできるくらいのレベルした。


各ソフトの「メリット」と「使える場面」

 CapCut(キャップカット)──今日撮ってすぐ上げたいなら一択

TikTokを運営するByteDance社が提供する、今もっとも勢いのある動画編集アプリです。スマホ版・PC版どちらでも使えます。

料金

  • 無料版:フルHD(1080p)書き出し・透かしなし
  • Pro版:月額19.99ドル(約3,000円)/ 年額179.99ドル(約27,000円)

メリット 

圧倒的な精度の「AI自動字幕」と「豊富なテンプレート」。動画センスがなくても、テンプレを選ぶだけでSNS映えする仕上がりになります。

こんな場面で活躍

現場で若手社員のインタビューをスマホ撮影し、テロップとBGMをつけて、そのままInstagramの採用動画としてアップ。

デメリット

  • 長尺の複雑な編集には不向き
  • ByteDance(中国系)のデータ管理を気にする方も

 iMovie──Macユーザーの無料の登竜門

AppleがMac・iPhone向けに無料提供する定番ソフト。インストール不要で今すぐ使えます。

料金:完全無料(Mac・iPhone・iPad標準搭載)

メリット とにかくシンプルな操作画面。カット→BGM→テロップの流れが直感的で、初めてでも挫折しにくい。

こんな場面で活躍

初めて会社PR動画を作る担当者が、MacBookを開いてとりあえず現場映像を繋いでみる。まず「1本作れた!」体験を積む入口として最適。

デメリット

  • Windows・Android では使えない
  • テロップの細かいデザイン調整(縁取り等)は苦手

 Clipchamp──Windowsなら今すぐ開ける

MicrosoftがWindows 11に標準搭載している無料の動画編集ソフト。ブラウザ版もあります。

料金:完全無料(フルHD・透かしなし)

メリット インストール不要、スタートメニューから即起動。しかも無料でフルHD出力・透かしなし。2025年からはプロンプト入力だけで動画を自動生成するAI機能も搭載。

こんな場面で活躍

会社の社用PCで、社内向けの業務マニュアル動画をパパッと編集して共有する。

デメリット

  • CapCutに比べると、テンプレートやエフェクトは少なめ

 Filmora(フィモーラ)──コスパ重視で見栄えを追求したい中級者へ

Wondershare社の初心者〜中級者向けソフト。テンプレートが豊富で、センスがなくてもそれっぽく仕上がります。

料金

  • 月額プラン:約1,600円〜
  • 買い切りライセンス:約17,000円〜

メリット 高品質なタイトル・トランジション(場面転換)テンプレートが豊富。テキストから動画を自動生成するAI機能やAIノイズ除去も搭載。

こんな場面で活躍

採用動画や施工実績の紹介動画など、「少し見栄えにこだわりたい」外部向けコンテンツを社内で量産したいとき。

デメリット

  • 無料版は映像に大きな透かしが入るため、実用には有料版が必要

 DaVinci Resolve(ダヴィンチリゾルブ)──無料なのに最強クラスの本格ソフト

映画・CM・テレビの現場で使われるBlackmagic Design社の本格ソフト。基本機能は驚くことに無料で使えます。

料金

  • 無料版:Ultra HD(4K)対応・商用利用可・透かしなし・期限なし
  • Studio版:買い切り49,980円

メリット 圧倒的な「色調補正(カラーグレーディング)」機能。スマホ映像も、映画のようなドラマチックな色味に変えられます。Studio版ではAIが台本から自動でタイムラインを作る「IntelliScript」など、プロ向けAI機能が続々と追加。

こんな場面で活躍

会社のブランディング動画や施工事例紹介を「妥協のない映像クオリティ」で仕上げたい本気のクリエイター担当者。長く使うならAdobe Premiereより年間コストが大幅に安い点も見逃せません。

デメリット

  • エフェクトの仕組みが「ノードベース(線を繋ぐ方式)」という独特なシステムで、一般的なソフトに慣れている人ほど最初は戸惑いがち(慣れれば圧倒的に早い)
  • 元々が映画用の色彩調整ソフトであるため、バラエティ番組のような「ポップで派手なテロップ装飾」を作るのは少し手間がかかる

 Adobe Premiere Pro──内製化を本気で進めるならスタンダード

世界中のプロが使う業界標準ソフト。世界のプロ向け動画編集シェアの25%を占めます。

料金

  • 単体プラン:月額3,280円(年間プラン・月々払い)
  • Creative Cloud全部入り:月額7,780円(Photoshop・After Effectsも含む)
  • 7日間の無料トライアルあり

メリット 書き起こした文章の「えーっと」を削除するだけで映像も自動カットされる「テキストベース編集」。他のAdobe製品(Photoshop・After Effects)との完璧な連携も強み。

こんな場面で活躍

自社内に本格的な映像制作のチームやポジションを立ち上げたいとき。

デメリット

  • サブスクリプション型で年間約4万円〜の継続コストがかかる
  • できることが多すぎるため画面が複雑で、どこから手をつけていいか迷いやすい(学習コストが高い)

あなたに合うソフトを選ぶ「3ステップ診断」

順番に答えるだけで、自分に合うソフトが1つに絞れます。


Step 1:今すぐ使える環境はどれ?

ここで使えるソフトの選択肢が決まります。

  •  Macユーザー → iMovie・CapCut・DaVinci Resolve・Filmora・Premiere Proが候補。まずiMovieが今すぐ使えます。
  •  Windowsユーザー → Clipchamp・CapCut・DaVinci Resolve・Filmora・Premiere Proが候補。Clipchampが今すぐ使えます。
  •  スマホがメイン → CapCutアプリ一択。ここで終了です、今すぐDLしてください。

Step 2:どんな動画を作りたい?(Step 1の候補からさらに絞る)

やりたいこと→ おすすめ
SNS・採用動画をとにかく手軽にサクっとCapCut
社内マニュアル・業務動画をシンプルにClipchamp(Win)/ iMovie(Mac)
テンプレートを使って見栄えよく量産したいFilmora
動画を本格的に仕上げたいDaVinci ResolveAdobe Premiere Pro

Step 3:Step 2で選んだソフト、予算は合っていますか?

選んだソフトが予算オーバーなら、1つ下の選択肢に替えましょう。映像クオリティより「まず1本作る」の方が大事です。

  • 無料で使いたい → CapCut / Clipchamp / iMovie / DaVinci Resolve の無料版
  • 月1,000〜3,000円まで → Filmora / CapCut Pro
  • 月3,000円〜 → Adobe Premiere Pro

Step 3まで終わったら、そのソフトを今日インストールしてみてください。 選定完了です。


先に知っておこう!初心者のよくある失敗パターン

❌ いきなりプロ用ソフトを入れて挫折する

「せっかくだし本格的なものから」とDaVinci ResolveやPremiere Proを開き、ボタンの多さに絶望してそっ閉じ……よくあるパターンです。

この2つは「難しさの質」がそれぞれ違います。

  • DaVinci Resolve:仕組みが独特で最初のアレルギー反応が出やすい
  • Premiere Pro:機能の数が多すぎて操作パネルが複雑で迷子になりやすい

✅ まったくの未経験なら、まずは CapCutかClipchampで「1本作り切る」 ことを最優先に。「できた!」体験が次のモチベーションを生みます。


❌「重くてフリーズしてばかり」

プロ用ソフトはPCのグラフィック性能(GPU)を激しく使います。 よく「ハイスペックPCが必須」と言われますが、実は普通の事務用ノートPC(Core i7 / メモリ16GB程度)でも、1080p(フルHD)のテロップやBGMを入れる程度の軽い編集ならDaVinci ResolveやPremiere Proは普通に動きます。

ただし、4K映像を扱う・色補正をガッツリかける・派手なエフェクト(VFX)を重ねるといった本格的な作業になると、普通のPCではカクカクして編集どころではなくなります。(ここで専用GPUが必要になります)

✅ 自分のPCスペック(特にGPUの有無)に不安があるなら、まずは動作が軽いCapCutやClipchampを選ぶのが一番安全で快適です。


❌「せっかく作ったのに透かしが入ってる!」

無料版で作ったら動画のど真ん中にロゴが入っていて使えない、という悲劇。

✅ 無料・透かしなしで使えるのは CapCut・Clipchamp・iMovie・DaVinci Resolve の4つ。


まとめ:まず「1本」作ってみよう

動画は、文章や写真では伝わらない「現場の空気感」や「人の熱量」を届ける最強のツールです。

採用動画でいえば——募集要項に綺麗な言葉を並べるより、現場のリアルな動画の方が、求職者の心を動かすことがあります。

一番もったいないのは「ソフト選びに悩みすぎて、結局何もしないこと」です。

完璧じゃなくて構いません。手元にある映像を切り貼りして、最初の1本を作り切ってみましょう。

この記事を書いた人

直井 優太

ネクストビルダーズ株式会社 代表取締役
1級建築施工管理技士/中央大学MBA(経営修士)

新卒で大手建設会社にて現場監督を経験。地場ゼネコンに転職後、国交省等の公共工事で現場代理人を担当。DX推進担当と中央大MBA取得を経て、全国の建設会社様をご支援するべくネクストビルダーズ株式会社を設立。

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